「二次元男子」公式サイト

まるで少女漫画の世界から飛び出してきたかのような端整なルックスと、常識に縛られないジェンダーレスで新しい美的感覚を持つ「二次元男子」同時多発的に現れた新世代のファッションアイコンにフォーカスを当て、彼らの対談を通じてその正体と魅力に迫る、不定期連載企画

「二次元男子」公式サイト

まるで少女漫画の世界から飛び出してきたかのような端整なルックスと、常識に縛られないジェンダーレスで新しい美的感覚を持つ「二次元男子」同時多発的に現れた新世代のファッションアイコンにフォーカスを当て、彼らの対談を通じてその正体と魅力に迫る、不定期連載企画

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武瑠×とまん 対談(取材・文 / 西廣智一)

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──お二人が最初に会ったのはいつ頃ですか?

武瑠 去年の秋から2.5Dで「TOKYO COLOR CONTACT」というファッション番組をやらせてもらっていて、そこで初めてお会いしました。

──それ以前からお互いのことは知っていた?

とまん 僕は高校時代から知ってました。とにかく、普通の人ではない印象です(笑)。ファッションも曲も。自分も普通の人ではないと思ってるから、自然と親近感を持っていたんです(笑)。

武瑠 俺は番組をやる上でスタッフからとまんくんのことを教えてもらって、そこで初めて写真を見て。「BOY LONDON」のTシャツを着て、髪も薄い紫色。俺、薄い紫が好きだから親近感が湧いて(笑)。そのあとにファッションショーを観に行ったんです。とまんくんは出演してるモデルさんの中で、ちょっと佇まいが違ってましたね。

──実際に話してみて、会う前と印象は変わりましたか?

とまん 話してみて思ったのは、本当に知的な方だなって。イメージだとハジケてる印象だったので。

武瑠 そうなんだ。

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とまん 結構キャピキャピっていうか、そういう感じだと思ってたんですけど、実際に会ったら話してる内容とか考えていることとか全部、周りにはいないような感じでした。実際に武瑠くんに会うまでは、読モ界隈の中でしか先輩とも絡みがなかったので。知的ですよね、頭がいいっていうか。そこがギャップっていうか、実際に会って一番変わった印象ですね。

武瑠 俺はファッションショーのステージとか写真とかを見て、好きなバンドだったり共通する部分があるんだろうなと思ってたんですけど、話したら……ちょっと毒っ気があって、ちょっと退廃的なところもあって、でも美しいものが好きという。話していてそういうところがリンクしているなと思いました。一番ハマったのが、漫画の「NANA」の話で。

とまん そう! 僕、「NANA」がきっかけでファッションとかにこだわるようになって。偶然武瑠くんと好きなものが共通していたんです。

武瑠 しかも、最近はお互い「東京喰種 トーキョーグール」にハマっていて。俺がハマって読んでたら、とまんくんもTwitterに書いてたから、ほぼ同じ時期にハマったんだろうなって。

──感性的に近いものがあるのかもしれないですね。

武瑠 ちょっと闇属性なんで(笑)。

とまん そうです、結構闇系で(笑)。武瑠くんが好きなものはほとんど好きだし、服とかでも「これがいいよ」って言われたら、本当にいいなと思えるものばかりだし。そういうところには、同じ感性を感じます。

──ちなみにファッションや今みたいなビジュアルに興味を持つようになったきっかけは?

とまん 最初に目覚めたのは韓国がきっかけで、そこからK-POPとかにハマって、彼らのファッションが好きになって。日本人にはない感性に惹かれたんです。そこから、「NANA」でパンクロックファッションに興味を持って。音楽のパンクロックが好きなわけじゃないんですけど、観ていてファッションや世界観で「おお!」と思わされたのが「NANA」かな。そこからの影響は強いと思います。

武瑠 K-POPのファッションって東洋と西洋がミックスされた、独自な感じだしね。

とまん そこが日本にはない感じで。僕は人よりも変わったことをしたかったし、人と変わったものを着たかったから。

武瑠 なるほどね。俺は……服の最初のはしりは「Supreme」とか「APE(A BATHING APE)」とか。あとはファッション誌の「street Jack」を読んで裏原のイメージから入ったんで、ヒップホップとかそっち方面からの影響が強いかな。それと、映画でもダークサイドが強調された作品が好きで、そういう部分からも強く影響されていて。最近の「ストリートゴシック」というテーマにも通じていると思います。

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──では音楽や映画といった方面でお気に入りのアーティストっていますか?

武瑠 アートワークだったらアンディ・ウォーホールが一番好きです。実際、かなり影響を受けてると思います。そこにオリジナリティを加えて、ポップアートに安全ピンやスタッズを組み合わせたり、キレイなものと尖ったもの並べるのが好きです。

とまん 僕はこういう人というのは特にいないんですけど、魅力を感じるのは毒っ気があるダークサイドのほうで。例えばタトゥーを見て魅力を感じることもあるし。舞台もやっているので演技を勉強してるんですけど、そこでも悪役のほうに惹かれます。みんなから愛される人よりもダークな要素を持っている人のほうが深いというか、いろいろ想像できるからそういう人やキャラクターが好きですね。

──ファッションにおける「自分らしさ」については、お二人はどう考えていますか?

武瑠 自分では「自分らしさ」というものをあんまりわかってなくて。そういうふうに肩肘張って力んでいても、結局良さがわからなくなってしまうと思うんです。自分らしさって、1つじゃない気がするし。今ならここぞというときはライダース(ジャケット)を着ればいいけど、例えば曲を作ったりPVを撮るときに用いる自分らしさは1つだけじゃないから、クローゼットのほうが近いのかもしれない。いろんなジャケットやパンツが入っていて、そこからピックアップしてたトータルが作るときに個性になると思うんで。今まで得てきたものの総数が自分だと思うし、いかにそれを増やしておくかが大きいのかな。

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とまん 「自分らしさ」かあ……僕は本当に意識したことがなくて。服装も「とまんくんぽいね」と撮影のときによく言われますけど、その「とまんくんぽい」というのがよくわかんないし、とりあえず着たいものを着ていたらこうなっただけで。周りから見たら「とまんくんらしい」と思うのかもしれないけど、本当にそういうのは自分ではわからないです。

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──では逆に、今でもファッションやビジュアル的な部分で、お手本にしていたり憧れていたりする人はいますか?

武瑠 昔よりも減った気はします。よく意外だと言われるんですけど、ファッションで一番影響を受けてるのってリアーナなんですよ。あとはエイサップ・ロッキーというラッパーのファッションもすごく好きで、着てる服もかなり影響されてます(笑)。最近は、意識的にあんまり男の人から影響されすぎないようにしてるところはあるかもしれない。清春さんのスタイルは昔から好きですね。あとは、鈴木えみさんとかチェックしてますもん。流行のキャッチがすごく早いし、あの人が着た服が1年後ぐらいに流行ったりするから。

──それは面白いですね。とまんくんはどうですか?

とまん 特定のこういう人に憧れてるというのはないです。僕は一般の方のファッションスナップを見るのが好きで、海外のファッションスナップサイトをよく見てます。あと日本だとシャネルとかディオールとかのパーティに行った人の服装も見てるかな。僕は基本、男性ファッションは気にしてなくて。男性ファッション誌よりも「ViVi」とかを読んでるし。メンズの服は買うけど、どっちかと言ったら海外ブランドのレディース系のほうが多いですね。

──そうなんですね。となると、お二人の中にある理想の男性像も気になってきますが?

武瑠 難しいですね、それ(笑)。俺は対極のところに憧れるから、例えばクローゼットに同じ服しか入ってない人は逆に憧れますね。「NANA」の(本城)蓮がクローゼットにライダースしかないみたいに(笑)。たまにいるじゃないですか、冷蔵庫を開けると全部ヴォルビックみたいな人(笑)。自分には絶対に無理だから、そういう硬派な人は逆に憧れますね。

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とまん 僕は……ないです。自分がこうなりたいと思う理想像はありますけど。それは歳を取ってもカッコよくいたいってこと。顔とかじゃなくて、カッコよく生きて自分は自分だ、みたいな。歳を取ってもオシャレでいようとか、そういう感じですね。

──なるほど。最近は中性的で耽美なルックスやファッションの男性を指して「二次元男子」という呼び方もあるようで、実際そういう男性も増えてると思います。お二人から見て、「二次元男子」とはどういうものだと思いますか?

とまん 僕は二次元とかは意識しないですけど、見ている人に現実感は与えたくないですね。だから大勢の人の前にスッピンで現れることはないし。最初は髪色が派手で仕事もなかなか見つからなかったけど、逆にここまでくるとそれで仕事が取れるようになったので、そういった非現実的な部分は消したくない。これはこういうジャンルとして成立させたいので、そこは意識しています。

武瑠 俺もそんなに意識してないし、時と場合によって全然違うなと思います。ライブではリアルさを追求して、生きている本能みたいなものを打ち出しているし。もしかしたら自分にとって二次元的な部分と衝動や感情を兼ね備えてるのが、さっきとまんくんが話した理想像なのかもしれない。自分でもたまに迷うんですよ、「こんなに生々しいところをステージで見せていいんだろうか? ライブと作品が結びつかないんじゃないか?」って。だから見る人によってはまったく逆のことを言われます。すごく熱い人とかすごく冷たい人とか。

──ひと昔前と比べたら、ファッション的にフェミニンな男性はだいぶ受け入れられている気がします。実際にそういう人たちが増えている感覚はありますか?

とまん すごく感じます。最近は原宿に行ってもこういう感じの服を着てる人が増えていて、認められた感があるというか。自分は仙台出身なんですけど、仙台にいた頃は「こいつ、なんなんだ?」みたいな目で見られてたんですね。

武瑠 ヤバイ奴を見る感じだよね(笑)。

とまん そうですね(笑)。派手髪でカラコンして厚底履いていて女性モノの服を着て歩いてたら、「こいつヤバイんじゃないか?」みたいな感じで見られたりもしたけど、東京に来て1年くらい経ってそういう子が増えた印象はあります。僕自身、そういう子のためにもいろいろ発信してるのかなっていう気もしていて。自意識過剰かもしれないけど、自分と似たファッションの男の子を見かけると、自分の真似をしてくれてるのかなと思っちゃうんです(笑)。

──そういう意味では、今後の目標や夢はありますか?

とまん 個人の夢というのは本当になくて。今はグループを背負っているので、とりあえずグループが大きくなってくれたらいいなと思っています。今は本当に人気と実力が比例していないので、そこがうまくバランスを取れるようになって、もっと周りに認められたいですね。そのためにもリーダーらしくちゃんとみんなを引っ張っていきたいです。

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RELEASE

武瑠

SuGhttps://sug-web.jp/

浮気者http://uwakimono.ponycanyon.co.jp/

million $ orchestrahttp://million-d-orchestra.com/

SuG「teenAge dream/Luv it!!」

通常盤

通常盤

2015年7月15日発売

初回盤 (DVD付) / ¥1,750+税

通常盤 / ¥1,204+税

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楽曲配信情報

「teenAge dream -EYES ver.-」
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「Luv it!!」
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とまん

とまんオフィシャルtwitterhttps://twitter.com/_SWEATM

XOX「XOX ファースト写真集」

通常盤

2015年3月18日発売

単行本 (DVD付) / ¥1,600+税

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